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男たるもの

Category : 22代目
国語の読解問題
できた子から見せにくるシステム。

P1610624_R_20190123223430ce3.jpg

〇をもらって全問正解したら、プリントの演習に進んでいく。

国語の読解は得意、不得意の差が大きい。
本が好きな子はあっという間にスイスイと解答を書き込んでいく。

学生時代、私も国語が得意だった。
数学ではのたうちまわるほど苦しんだ覚えがあるが、
国語で苦しんだという記憶は全然ない。
なんというか答えとなる文がなんとなくわかった。
その部分だけ目に勝手に入ってくるという感じだった。
まさに「感覚」の世界である。

国語読解の方法論が書かれた本を何冊か読んだが、
後付けの理由説明にしか思えず、腹の底から納得した本はいまだに1冊もない。


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スキーにはまってある程度滑れるようにった時、
国語の読解と同じ感覚に陥ったことがある。
何度も何度も滑りこむうちに、体重移動がどうだとか、身体の向きがどうだとか、
まったく考えることなく、身体が勝手に動いて雪上を滑ることができた。
理屈ではなく量をこなした先にある感覚なのである。



話を教室にもどす。
ほぼ全員が〇をもらい、男子1名、女子1名の残るは2名のみとなった。
先に合格した子たちとはずいぶんと時間差ができていた。

どちらが先に合格するか、
というよりも、どっちが先に抜け出すか、という雰囲気になってきたころ、
女の子の一列前の席のR君方が先に合格した。


ひとりのこった女の子は焦るがために、答えになる文がなかなか目に入らない様子。
それを感じとったR君のとった行動が素敵だった。



声にだして教えたら周りの子にばれる。
数学のプリントに答えをそっと書いたのだろう。
わからんなあ、というふりをしてプリントを立てて女の子に見えるようにしていた。



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