ゆうと
Category : 卒塾生
久しぶりに、ゆうと君の顔を見た。
早いもので、ゆうと君ももう高校三年生である。

ふたりで「あの頃」を振り返った。
「塾、ほんっとに楽しかったです。」
と嬉しいことを言ってくれた。

「やればやるほど、どんどん点数が上がっていったんで、勉強がたのしかった」
ゆうと君は数学のセンスがものすごく良かった。
「こいつ、なかなかやるな!!」と思ったことが何度かあった。

「先生は、仕事たのしいですか?」
きっと、十年前なら即答で
「たのしい」
と脳天気に答えていただろうと思う。
経験と年齢を重ねると、シンプルな言葉ほど言うのが難しい。
ただ、教え子の目に「たのしそうだな」とうつる大人でありたいとは思う。
ゆうと君としゃべっていたら、新四年生のコトネさんがやってきた。
靴のサイズは20センチ。
ちいさな靴がゆうと君の靴の横に並ぶ。
四年生はまだまだあどけなくて、かわいらしい。
「また来ます」
と言って、ゆうと君は帰っていった。
おおきくなった後ろ姿を見て、しみじみと思う。
教え子はいくつになってもかわいい。
早いもので、ゆうと君ももう高校三年生である。

ふたりで「あの頃」を振り返った。
「塾、ほんっとに楽しかったです。」
と嬉しいことを言ってくれた。

「やればやるほど、どんどん点数が上がっていったんで、勉強がたのしかった」
ゆうと君は数学のセンスがものすごく良かった。
「こいつ、なかなかやるな!!」と思ったことが何度かあった。

「先生は、仕事たのしいですか?」
きっと、十年前なら即答で
「たのしい」
と脳天気に答えていただろうと思う。
経験と年齢を重ねると、シンプルな言葉ほど言うのが難しい。
ただ、教え子の目に「たのしそうだな」とうつる大人でありたいとは思う。
ゆうと君としゃべっていたら、新四年生のコトネさんがやってきた。
靴のサイズは20センチ。
ちいさな靴がゆうと君の靴の横に並ぶ。
四年生はまだまだあどけなくて、かわいらしい。
「また来ます」
と言って、ゆうと君は帰っていった。
おおきくなった後ろ姿を見て、しみじみと思う。
教え子はいくつになってもかわいい。
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