
2011
01/26
15:37
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「東京ばな奈」
Category : 卒塾生

昨日のこと。
教室で授業をしてたら、事務所の方でガタンという音が聞こえた。
事務所をのぞいてみるが誰もいない。
おかしいな?
教室に戻ろうとしたら机の上に置かれた「東京ばな奈」が目に入った。
そして横には置き手紙。
4年前に卒業した塾生からだった。
「食べてください」と書かれていた。
久しぶりに見る教え子の文字。
卒業しても、こうして足を運んでくれるのがうれしい。
彼が中3のとき、何かのきっかけで「年賀状」についての話をした。
「新しく友達を増やすことよりも、今いる友達を減らさないことの方がずっと難しい。
年賀状は友達とのつながりをつくってくれるから、たくさん出した方がいい。」
と、そんなようなことを授業を脱線して話した。
その年、彼は同じクラスの子、男子も女子も全員に年賀状を出した。
普段、しゃべらない子にも思い切って出したそうだ。
突然の年賀状にびっくりした子も多かったという。
「どのくらい返ってきた?」と聞くと、
「ほとんどの子から返ってきた」という。
そして、
「今までで一番たくさん年賀状をもらった」と笑って話してくれた。
孝樹君 「東京ばな奈」ありがとう。
みんなでいただきます。